MARTIN Magna (1956-1971)

Martin Magna(マグナ)モデルは、Martin社のサクソフォン製造における集大成といえる最高傑作です。

音色やレスポンス(反応性)は、従来のCommittee(コミッティー)モデルと似ているものの、Magnaモデルにはいくつかの特別な改良や装飾が施されています。


■ 主な特徴:

  • オクターブキーの高さを調整できるスクリュー機構

  • 左手親指用パールキーが大型化されており、操作性が向上

  • ボウ部(主管の曲がり部分)およびベルキーにフェルト調整ネジが付き、キーのタッチ感や静音性を微調整可能

  • G♯テーブルキーに追加ローラーを搭載し、スムーズな運指を実現

  • **ベル中央にはエンボス加工された銀の十字マーク(シルバークロス)**が装飾として入っている


このように、Magnaは演奏性と外観の両面で高級仕様となっており、Martin社の設計思想と美学が最も色濃く反映されたモデルです。

 

出典:Saxophone Museum