■ セルマー・パリ「リファレンス(Reference)」シリーズ
Referenceシリーズは、2000年にテナーサックスから導入されました。以下の2つのモデルが展開されました:
● Reference 36
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**1936年に登場した「Balanced Action」**モデルをベースに設計
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よりクラシックでヴィンテージ的な響きを志向
● Reference 54
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**1954年に登場した「Mark VI」**モデルをベースに設計
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ヴィンテージ志向のプレイヤーに人気
※注意点:
この「1936年」「1954年」というネーミングは、あくまで音響的コンセプトを象徴するものであり、設計そのものが忠実なコピーというわけではありません。
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現代的なキー配列(Series II や III と同様)
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操作性やフィールは現代のSelmerと近い
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ただし、**吹奏感はよりオープンで、音色は暗め(ダーク)**とされています
■ アルトサックス:Reference 54 のみ
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アルトモデルは「Reference 54」のみ製造
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2002〜2003年頃に登場
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Mark VIの音色傾向を狙ったモデル
■ 廃番(Reference アルト)
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Referenceアルトサックスは2021年に生産終了
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後継としてSelmer Paris Supremeが登場
出典:Saxophone Museum