セルマー・パリは1980年に Super Action 80 シリーズを発表し、1981年には本格的な量産体制に入りました。
この新モデルの公式アナウンスでは、**「Mark VII よりも Mark VI に近い設計思想である」**ことが強調されていました。
■ 全サクソフォンラインが一新
このシリーズでは、**サクソフォン全サイズ(ソプラニーノからバスまで)**が Super Action 80 に切り替えられた点が大きな特徴です。Mark VIやVIIでは、一部のモデル(例:バリトン、ソプラノ)が旧型のままだったことを考えると、すべてのサイズが新シリーズに統一されたのは初めてです。
■ 各モデルの最初のシリアル番号
モデル | 最初に確認された Super Action 80 のシリアル番号 |
---|---|
バリトン | #311986(※プロトタイプの可能性あり) |
アルト | #312185 |
テナー | #314433 |
バリトン・ソプラノ | #319xxxあたり |
■ Mark VII との移行期間について
完全な切り替えには時間がかかり、Mark VII のアルトおよびテナーは、シリアル #318xxx 付近まで出荷されていたことが確認されています。
つまり、Super Action 80 の登場後も、しばらくは Mark VII と並行して出荷されていた移行期間があったのです。
出典:Saxophone Museum