SELMER Super Action Serie Ⅱ (1986~)

1986年、Selmer Paris は Super Action 80 Series II(シリーズII) を発表しました。
これはトリビアの答えにもなる事実ですが、**「最も長く生産され続けているセルマーのモデル」**でもあります。
現在(※2025年)も生産中であり、依然として非常に人気のあるモデルです。


■ シリーズIとの違いと特徴

外観や構造は 初代 Super Action 80(シリーズI) と大きく変わりませんが、音色面ではややダークな傾向があり、落ち着いたサウンドが特徴です。
構造的には微細な改良が施されていますが、基本的なデザインは踏襲されています。


■ 初出荷と生産範囲

この新モデルへの移行は非常にスムーズでした:

  • 最初に生産されたのはテナーサックスで、シリアル番号は #380423

  • その後すぐに 全サイズ(ソプラノ〜バリトン)が順次生産され、#386639までにはすべてがシリーズIIに移行しました。


■ 2010年のアップデート:「ジュビリー」仕様

2010年には以下のマイナーチェンジが行われました:

  • 「ジュビリー(Jubilee)」スタイルの新しい彫刻デザイン

  • ネックのオクターブキー形状がわずかに変更

ただし、これら以外に構造的・音響的な変更は一切なく、キー配置や音色などは従来モデルと同一です。

 

出典:Saxophone Museum